食事だけで「食物繊維」を取るのは難しい

「食物繊維」の歴史

便秘に悩んでいる方は、そのほとんどが野菜不足。
野菜不足は言い換えれば「食物繊維」不足です。

「食物繊維」とは、植物や菌類、藻類だけが持つ人の消化酵素によって分解されない難消化性成分です。
その中身は植物がもつ「細胞壁」。
小学生の時に理科の実験で顕微鏡で見た細胞壁を作っている成分です。
お通じや便秘解消ダイエットには欠かせない成分になっていますが、当初は栄養にならない無駄な成分と考えられていました。
栄養学では食物繊維は常に「食べ物のカス」として長年役に立たないものとされてきたのです。
実際、消化吸収されないため人間にとって食物繊維は栄養ゼロです。
しかし腸内でお通じや消化吸収に果たす役割がわかってきたことから、見直しが進み、今では私たちがとるべき成分として摂取目標量が定められています。

「食物繊維」がお通じを健康にする

食物繊維は植物の細胞壁ですから、お肉や魚からはとることができず、私たちは主に野菜からとっています。
食物繊維は腸内で消化されず残り続けることから、腸を刺激し、うんちを肛門に送り出すぜん動運動を活発にしてくれます。
結果的にウンチが腸内に留まる時間が少なくなるため、悪玉菌が発生する毒が抑えられます。

食事で十分な食物繊維を取るのは難しい

現代の日本人は肉や魚を多く食べるようになったことから、この食物繊維が不足している方が多くなりました。
日本人の食事摂取基準では成人男性の目標量は1日19g、成人女性の目標量は1日17gと定められています。
理想的には、1日20gの食物繊維をとりたいとされています。
しかしこれを野菜だけで取るのは本当に大変です。
たとえばもっとも食物繊維が多い野菜の一種、ゴボウですら、1/2本食べて食物繊維総量は約5g。
1日ゴボウ2本をまるまる食べる生活を365日続けるのがいかに難しいかがわかると思います。

野菜サラダでは食物繊維は取れない

野菜サラダを食べているから大丈夫、という方もいますが、これも勘違いです。
生でも食べられるトマトやレタス、大根などの野菜煮含まれている食物繊維の量は総じて少なめ。
いくらサラダで野菜を取っても、食物繊維は十分な量が取れていないことが多いのです。

そのため食物繊維を必要量きちんと取りたいのであれば、健康食品の活用をおすすめしています。
サプリメントというよりも、野菜を中心とした青汁やマカなどの植物の健康食品を飲むことで、毎日きちっと食物繊維を取りましょう。
同時にバナナ1本(約2g)や、りんご半分(約2.5g)などの果物から食物繊維を取ることもおすすめしています。